Nov 17, 2010
婚活の現在と過去について
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日本通信は20日、同社が販売するAndroid搭載スマートフォン「IDEOS」(中国Huawei製)向けにモバイルIPフォンサービスを28日から提供すると発表した。20日から同社オンラインストアで申し込みを受け付ける。ほかの大手キャリアに比べて「半額通話料」(三田聖二社長)のサービスで、低額の音声通話を実現する。
IDEOSは、同社が昨年12月から販売を開始したAndroid 2.2を搭載したスマートフォンで、SIMロックフリーの海外端末をそのまま輸入することで、本体価格を抑えた端末だ。イー・モバイルの「Pocket WiFi S」も同じ端末だが、日本通信は端末自体のカスタマイズを行っていない。
同社の福田尚久専務は、2010年がスマートフォンの年だったとし、国内ではiPhone 4やXperia、Galaxy Sを始め、高機能端末がほとんどで、本体価格も高価格帯のものが多いと指摘。実際の端末代金を分割し、通信料を割り引く形で「見かけの価格」(福田氏)は安いようにも見えるが、「携帯キャリア側が仕入れるための価格は高い」(同)端末で、普及価格帯のスマートフォンがなかったと述べた。
これに対してIDEOSは、10日間の日本通信の利用料が含まれた「b-mobileSIM」が付属した状態で26,800円という低価格を実現した。SIMロックフリーであり、2年間の契約条件などもない買い切り価格で、しかも回線契約が伴わないため、本人確認などの手間も必要がない。
スマートフォンのコストには3つの要素があり、本体価格はグローバルの低コスト端末をそのまま投入して低価格化、データ通信は携帯網開放によりドコモの回線を原価で借り受けられて低価格化、通話料金はレイヤー2接続とモバイルIPフォンサービスによって低価格化する
この低価格のIDEOSに対して、同社では専用のデータ通信SIM「b-mobileSIM for IDEOS」を提供。7カ月、14カ月分の通信料を前払いする形で、価格はそれぞれ14,900円、29,800円で、1カ月換算ではそれぞれ2,128円でデータ通信を利用できる。
さらに今回提供するのがモバイルIPフォンサービスだ。IDEOSに専用アプリをインストールし、IPフォンサービスを提供する。通常の携帯電話では090/080番号が割り当てられるが、今回のサービスでは自宅のブロードバンド回線で利用されるIP電話サービスと同様、050番号が割り当てられて通話を行う。月額基本料金は490円、30秒当たりの通話料は10円で、15分間の無料通話分が含まれている。NTTドコモやKDDI、ソフトバンクモバイルは月額980円、30秒当たり21円なので、基本料金は半額、通話料は半額以下を実現している。
モバイルIPフォンサービスだが、Android標準の電話機能と統合されており、通常の電話を使う方法で発着信をそのまま利用できる。国内では日本通信が回線を借り受けているドコモ回線や無線LAN経由での通話が可能で、海外からも無線LANを使って050番号での利用が可能。海外SIMでも、その回線がVoIPの利用が可能なら発着信を行うこともできる。その場合も国内宛の通話料金は通常の料金となる。
支払い方法もプリペイド型で、新サービスとなる「bCharge」アプリをインストールすることで、たとえば同アプリから1,000円のチャージをすると、基本料金と通話料で1,000円分は利用できる。オートチャージ機能もあり、チャージ分が月額料金の490円以下になると自動で一定額をチャージする仕組みだ。Webサイトからのチャージも可能だ。
利用するにはIDEOSとb-mobileSIM for IDEOSを購入し、同社サイトから本人確認作業を行って、郵送されるアクティベーションコードを端末に登録すれば、そこから利用できるようになる。
データ通信が1カ月2,128円、通話の基本料金が490円なので、定額料金では1カ月2,618円となり、15分間の無料通話分も含めれば、1日1分程度の通話なら3,000円以内に収まる計算だ。
福田氏は、「従来の携帯電話は毎月5,000〜7,000円、スマートフォンだと7,000〜1万円の料金が必要だった」と指摘。それに対して今回のサービスなら3,000〜4,000円程度で収まるとして、「軽自動車型スマートフォン」と位置づける。
今回のモバイルIPフォンサービスは、アプリさえ導入できればどのAndroid搭載端末でも利用できるが、標準の電話機能との統合で端末独自の部分を検証する必要があるため、すぐには対応端末は増やせないという。ただ、同社では今後対応端末を増やしていく意向。
三田社長は、前四半期で黒字転換を果たしたことで、今後もさらにビジネスを強化していく考えで、今回のモバイルIPフォンサービスによって低価格の端末と音声通話を実現し、「次世代のインターネットのエージェントプラットフォーム」(三田社長)であるスマートフォンの利用をさらなる促進を狙っている。
(小山安博)
[マイコミジャーナル]
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